「星の子ポロン上映会in岡山」お疲れさまでした【簡易レポ】

どうもDoughです。

昨日、「星の子ポロン上映会in岡山」を私主催のイベントとして開催しました。

doughweb.hateblo.jp

 

この記事では情報記録のためにイベントについて軽く振り返ってみます。

当日のこと

正午ごろにkoichilさんと合流。色々しつつ、13時00分頃に会場に到着。

会場までは映写機(10kgくらいある)を持ち運びながら移動しましたが、これが死ぬほど重い。ご協力くださったkoichilさん本当にありがとうございます…! またフィルム上映会をやるとするなら会場の立地はもう少し考えた方がよさそうです。

そして13時45分頃から上映会を開始しました!
来場者数は7名。地理的な問題で人数はどうしても絞られてしまいますね。(まあ、このお陰で今までの上映会とはまた違った雰囲気のイベントになりました。)

最初に上映したのは、もちろん『星の子ポロン』と『ガンとゴン』。

上映したのは以下の回でした。全てkoichilさん達による字幕版を使用しました。
・その1
・その3
・その12
・その2
・その56
・空中戦

ここで(たった15分で)ポロン上映会の本編は終了!

・・・というのも、ここからは交通安全ビデオを流しまくるおまけコーナーなのでした。

 

はれときどきぶたの交通安全(15分)

初めはあのカオスアニメの交通安全アニメ。交通安全教材らしからぬカオス展開が繰り広げられてます。交通安全教材としては…どうなの?w
ちなみに、この作品は東京アニメーションセンター(つまりポロンの制作会社の後継)が動画で一部参加しています。つまり実質ポロン(こじつけ)。

 

水戸黄門のお年寄りの交通安全(26分)

次はあの水戸黄門の交通安全ビデオ。まんがではなく実写の方です。
水戸黄門の世界に無理矢理交通安全要素を絡めていて、何とも言い難い味わいの作品になっています。普通に考えて水戸黄門で交通安全やるのだいぶ難しいだろw

 ここで一旦休憩。次の作品からは16ミリフィルムでの上映でした。

 

ミッキーマウスの交通安全(17分)

告知記事で取り上げたポスターやあらすじを見る限り、どことなくヤバげな雰囲気がしそう……、と思いきや、本編を視聴すると意外とそうでもなかったです。まぁ何とも言えない雰囲気を醸し出してたけどね…w もっと昔に作られた作品かと思っていたら、2000年制作の作品だったのが意外でした。

 

www.youtube.com

ちなみに原語版がようつべにアップされているので、要チェック(?)だ!

 

④交通安全でござるハットリくん(14分)

『忍者ハットリくん』の交通安全アニメ。1983年制作で、版権キャラものの交通安全アニメとしては初期の作品になります。

 

⑤タッチ・とびだしはアウトだよ!(17分)

よりによってあの『タッチ』で交通安全アニメをやろうという色々アレな作品。ところが本編では和也の存在には一切触れられず。ちなみに、以前の東京上映会でも流したそうで今回が初見でない方もいらっしゃったみたいです。まぁまともな作品と自分は思いました。

 

⑥ゼンちゃんツーちゃん(15分)

今回の目玉。プロトタイプ版星の子ポロンとも呼ばれる『ゼンちゃんツーちゃん』です。

余談ですが、上映会の開催日はゼンツー放送開始からちょうど50年(と1週間)でした。歴史を感じますね…(?)

ゼンツーは過去に第1回&第2回時報映画作品研究会でも流したので、今回で3度目となります。今回上映に使用したプリントは今までよりも比較的状態の良いフィルムで、褪色もまだそこまで進行してなかったように思います。

『ゼンツー』ですが、改めて鑑賞してみると『ガンとゴン』と非常に似通った点が以下のようにいくつか見受けられました。恐らく両作のアニメーション制作スタジオは同一なのではないかと思います。
・爆発バンクで共通の原画が用いられている
・サブタイトルの手描き書体が非常に似ている

一方、背景はポロンに比較的近いタッチ(ラフな水彩画)であり、美術面ではポロンと共通したスタッフが携わっていた可能性もあると思います。

ここで一応予定作品を全て上映終了。
が、まだ時間が余っていたのでもう1作品流すことに…。

 

⑦ぼくのパパは世界一(13分)

この作品は、ゼンツーと同時期に「フジテレビ・エンタプライズ」の帯アニメ(そばかすプッチーやいたずら天使チッポちゃんなど)を手掛けていた若林忠生さんが作画を担当している交通安全アニメです。ゼンツーやポロンと制作年代はそう変わらないにも関わらず、流石にゼンポロよりはクオリティ高い…。

 

 

とまぁ以上です。
来場者が少なめなことや公共施設でやったこともあり、今までのポロン上映会の雰囲気とはまた違った感じになりましたね。来場者の皆さん、ありがとうございました。

前にも述べましたが自分は16ミリ映写機を購入して所持しているので、機会があればまた何かしらやりたいなと思っています。今回やった上で色々な反省点や改善点が見えてきたので、もし次回があったらもっと改善していきたいと考えています。

それではまた。