「星の子ポロン上映会in岡山」お疲れさまでした【簡易レポ】
どうもDoughです。
昨日、「星の子ポロン上映会in岡山」を私主催のイベントとして開催しました。
この記事では情報記録のためにイベントについて軽く振り返ってみます。
当日のこと
正午ごろにkoichilさんと合流。色々しつつ、13時00分頃に会場に到着。
会場までは映写機(10kgくらいある)を持ち運びながら移動しましたが、これが死ぬほど重い。ご協力くださったkoichilさん本当にありがとうございます…! またフィルム上映会をやるとするなら会場の立地はもう少し考えた方がよさそうです。
そして13時45分頃から上映会を開始しました!
来場者数は7名。地理的な問題で人数はどうしても絞られてしまいますね。(まあ、このお陰で今までの上映会とはまた違った雰囲気のイベントになりました。)
最初に上映したのは、もちろん『星の子ポロン』と『ガンとゴン』。
上映したのは以下の回でした。全てkoichilさん達による字幕版を使用しました。
・その1
・その3
・その12
・その2
・その56
・空中戦
ここで(たった15分で)ポロン上映会の本編は終了!
・・・というのも、ここからは交通安全ビデオを流しまくるおまけコーナーなのでした。
①はれときどきぶたの交通安全(15分)
初めはあのカオスアニメの交通安全アニメ。交通安全教材らしからぬカオス展開が繰り広げられてます。交通安全教材としては…どうなの?w
ちなみに、この作品は東京アニメーションセンター(つまりポロンの制作会社の後継)が動画で一部参加しています。つまり実質ポロン(こじつけ)。
はれぶたの交通安全、基本ギャグ
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
イメージ。おにぎり山とナベシンがあんなに出番あるとはな…則安・はれぶた以外の畠山家は最後の1シーンくらいしか見せ場なし。龍田直樹ボイスの校長もレギュラーキャラだったのか…
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
②水戸黄門のお年寄りの交通安全(26分)
次はあの水戸黄門の交通安全ビデオ。まんがではなく実写の方です。
水戸黄門の世界に無理矢理交通安全要素を絡めていて、何とも言い難い味わいの作品になっています。普通に考えて水戸黄門で交通安全やるのだいぶ難しいだろw
・水戸黄門のお年寄りの交通安全
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
お年寄り向け?とはいえ水戸黄門で交通安全ってやっぱミスマッチでは…?世界観とかもなんかよくわからんかった
・ミッキーマウスの交通安全
ミッキーマウスである必要はあったのだろうか…?ただ声は青柳教授と思われるので安心して聞けた。んーこれもっかい観たいな
水戸黄門の交通安全、まさかの展開でわろてる
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
水戸黄門の交通安全、構成が新しすぎる
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
メタフィクションが好みなんですが、水戸黄門の交通安全は水戸黄門の世界観で交通安全やるためにメタフィクションの使い方が結構独特だったなという印象。
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
ここで一旦休憩。次の作品からは16ミリフィルムでの上映でした。
③ミッキーマウスの交通安全(17分)
告知記事で取り上げたポスターやあらすじを見る限り、どことなくヤバげな雰囲気がしそう……、と思いきや、本編を視聴すると意外とそうでもなかったです。まぁ何とも言えない雰囲気を醸し出してたけどね…w もっと昔に作られた作品かと思っていたら、2000年制作の作品だったのが意外でした。
・水戸黄門のお年寄りの交通安全
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
お年寄り向け?とはいえ水戸黄門で交通安全ってやっぱミスマッチでは…?世界観とかもなんかよくわからんかった
・ミッキーマウスの交通安全
ミッキーマウスである必要はあったのだろうか…?ただ声は青柳教授と思われるので安心して聞けた。んーこれもっかい観たいな
ミッキーマウスの交通安全きたあああああああ
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
2000年なので青柳さんかも
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
ミッキーマウスの交通安全、交通違反者に対するミッキーの「どうしてやろうか」みたいな仕草がおもしろかった。
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
ミッキーマウスの交通安全、海外向けに作られた物を日本語吹き替え入れた感じだった。
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
ハハッとか言いながらガベルを叩くミッキーマウスとかこんなん笑うわ pic.twitter.com/uE4M9GFmD1
— TATU (@tatu_zihou) 2019年10月27日
ちなみに原語版がようつべにアップされているので、要チェック(?)だ!
④交通安全でござるハットリくん(14分)
『忍者ハットリくん』の交通安全アニメ。1983年制作で、版権キャラものの交通安全アニメとしては初期の作品になります。
・交通安全でござるハットリくん
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
純粋に一番面白いと思えた。最後に実写を交えてハットリくんによるおさらい的な解説コーナーが入るがそれまでのアニメパートは正直教育アニメであることをあまり意識させない作りで普通にハットリくんのアニメとして楽しめた。
忍者ハットリ君の交通安全、クオリティ高いですね…。
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
⑤タッチ・とびだしはアウトだよ!(17分)
よりによってあの『タッチ』で交通安全アニメをやろうという色々アレな作品。ところが本編では和也の存在には一切触れられず。ちなみに、以前の東京上映会でも流したそうで今回が初見でない方もいらっしゃったみたいです。まぁまともな作品と自分は思いました。
・タッチ とびだしはアウトだよ!
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
2度目の視聴。こちらも多く語ることはない。…原田っていいキャラみたいだが高校生には見えないな…
・ぼくのパパは世界一
キャスト豪華。富田耕生さんあんな声も出せたんだ…好青年ボイスやん…最初気付かんかった。
動物のタッチはまさに昭和40年代っぽく、
⑥ゼンちゃんツーちゃん(15分)
今回の目玉。プロトタイプ版星の子ポロンとも呼ばれる『ゼンちゃんツーちゃん』です。
余談ですが、上映会の開催日はゼンツー放送開始からちょうど50年(と1週間)でした。歴史を感じますね…(?)
ゼンツーは過去に第1回&第2回時報映画作品研究会でも流したので、今回で3度目となります。今回上映に使用したプリントは今までよりも比較的状態の良いフィルムで、褪色もまだそこまで進行してなかったように思います。
・ゼンちゃんツーちゃん
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
3度目の視聴。目新しいものはないがゼンちゃんは幼いなと改めて感じた。あとゼンちゃんの青い色はもっと薄かったのではと思っていたが、単にフィルムの具合によるものということ…だったんだと思う。今回、これまでの研究会の真っ暗とは違い電灯点けての鑑賞だったので
『ゼンツー』ですが、改めて鑑賞してみると『ガンとゴン』と非常に似通った点が以下のようにいくつか見受けられました。恐らく両作のアニメーション制作スタジオは同一なのではないかと思います。
・爆発バンクで共通の原画が用いられている
・サブタイトルの手描き書体が非常に似ている一方、背景はポロンに比較的近いタッチ(ラフな水彩画)であり、美術面ではポロンと共通したスタッフが携わっていた可能性もあると思います。
ここで一応予定作品を全て上映終了。
が、まだ時間が余っていたのでもう1作品流すことに…。
⑦ぼくのパパは世界一(13分)
この作品は、ゼンツーと同時期に「フジテレビ・エンタプライズ」の帯アニメ(そばかすプッチーやいたずら天使チッポちゃんなど)を手掛けていた若林忠生さんが作画を担当している交通安全アニメです。ゼンツーやポロンと制作年代はそう変わらないにも関わらず、流石にゼンポロよりはクオリティ高い…。
・タッチ とびだしはアウトだよ!
— タヌえもん@固定ツイ見て (@tanu_emon) 2019年10月27日
2度目の視聴。こちらも多く語ることはない。…原田っていいキャラみたいだが高校生には見えないな…
・ぼくのパパは世界一
キャスト豪華。富田耕生さんあんな声も出せたんだ…好青年ボイスやん…最初気付かんかった。
動物のタッチはまさに昭和40年代っぽく、
ゼンツーとかと同時期の交通安全アニメ(動物)見たけど、マジで時報映画社のアニメ動いてないんだな…。
— koichil (@koichil) 2019年10月27日
とまぁ以上です。
来場者が少なめなことや公共施設でやったこともあり、今までのポロン上映会の雰囲気とはまた違った感じになりましたね。来場者の皆さん、ありがとうございました。
前にも述べましたが自分は16ミリ映写機を購入して所持しているので、機会があればまた何かしらやりたいなと思っています。今回やった上で色々な反省点や改善点が見えてきたので、もし次回があったらもっと改善していきたいと考えています。
それではまた。