「星の子ポロン」のバンク考察【その1~その60】

星の子ポロンで使われている「バンク」を、振り分けた上で纏めてみました。
そのバンクの使用傾向から、制作時期の推測など色々解説していこうと思います。

バンク表(その1~その60)

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その1~6:uiui氏による発掘回(秋田放送での初期放送回)
その7:copylov氏による発掘回(KBS京都での放送回)
その8~10:顔画工房氏による発掘回(愛媛放送での放送回)
その11~19:morikawa氏による発掘回(KBS京都での放送回/作風変化以前)
その20~38:morikawa氏による発掘回(KBS京都での放送回/作風変化以後)
その39~60:morikawa氏による発掘回(KBS京都での放送回/作風再変化以後)
その38:morikawa氏による発掘回(KBS京都での放送回/末期放送回)

 

注:制作順≠放送順≠発掘順であることに注意した上でお読みください。

 

ここからはバンクごとの解説です。

便宜上、この記事では以下の呼称を使用します。

  • 初期発掘シリーズ:その1~19
  • 紙芝居シリーズ:その20~38
  • 予算増加シリーズ:その39~その60(記事執筆時点 最新話)

 

1. 街の風景

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初期発掘シリーズのみに登場。

2. 車

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ワンチェン回と熊さん虎さん回で使用されている。初期発掘シリーズのみに登場。

3. 花の信号機

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初期発掘シリーズのみに登場。

 

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ちなみに紙芝居シリーズの「その24」には、プロトタイプっぽい信号機が登場。

4. 薬品&火気厳禁&消化器背景

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「その36」でパン工場の背景として初登場。その後だいぶ期間をあけて「その57」で工事現場の背景として再登場。

5. 飛行ポロン

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初期発掘シリーズのみに登場。

 

6. ビーム放射ポロン(飛行)

ポロンが飛行中にビームを放射しているバンクは、大きくわけて3つある。

1つ目

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初期発掘シリーズのみに登場。

2つ目

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紙芝居シリーズから多く使用されるようになった。ただし、初期発掘シリーズの「その6」でも使用が確認されている。
俺は、上の絵のプロトタイプではないかと勝手に推測してる。

3つ目

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初期発掘シリーズの「その2」と「その18」でのみ使用が確認されている。(使用時期が結構離れているが・・・?)

笑いながら空からビームを放っている絵はこれだけ。

 

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ビーム放射ではないが、おまけとして紹介。「その1」でのみ使用が確認されているが、ビーム放射バンク1つ目と絵が酷似している。

もしかすると、その1が1つ目のバンクのお披露目の回だったのかもしれない。

7. びっくりポロン(飛行)

こちらも2つのバリエーションが存在。

1つ目

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使用期間の集中等はなく、(現在発掘されている話の中では)全てのシリーズで使われている。「その47」では拡大したものが使われている。

2つ目

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紙芝居シリーズの途中から使用され始めたものの、5回程度使われたところですぐに使用されなくなった。同じようなバンクが既にあったのに、わざわざ作られた(?)のは何故だったのでしょう?

8. ズルいポロン(飛行)

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紙芝居シリーズの「その20」で、口パクありで初登場。
その後、期間を開けて「その30」と「その42」「その44」で静止画で再登場。ちなみに、顔の位置が初登場時とは少しズレている。

その後、さらに期間を開けて「その60」で再び口パクありで再登場した。

 

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なお「その30」では、口の形が他の回と異なり「~」←これになっている。


9. 飛行ポロン

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全てのシリーズで使われている。とりわけ初期発掘シリーズでの使用が多い。


10. びっくりポロン(地上)
こちらも2つの絵が存在。

1つ目

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初期発掘シリーズのみに登場。左右反転して使われることもある。

また、予算増加シリーズの「その56」でも登場した。

2つ目

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「その50」のみで使用が確認されている。
俺は、上の絵のプロトタイプではないかとか勝手に思っている。


11. バカポロン

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バカだなぁ(笑)
初期発掘シリーズと予算増加シリーズで使用されている。

 

12. ビーム放射ポロン(地上)


3つの絵が存在。

1つ目

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初期発掘シリーズのみに登場。また、予算増加シリーズの「その56」でも登場した。

2つ目

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紙芝居シリーズから使用され始めた。

3つ目

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上の絵に似ているが、右手の描写の有無などが少し違っている。

紙芝居シリーズから使用され始めた。上の絵と平行して使われている(同じような絵をわざわざ二つ作る必要性はあるのか?)

 

13. 説教ポロン


こちらも主に二種類の絵がある。

1つ目

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紙芝居シリーズから使用され始めた。

その43以降は少し縮小されて使用されている。
その47では拡大したものが使われている。

2つ目

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なんとも言えない顔である。紙芝居シリーズから使用され始めた。
上の絵の登場からしばらく経ってから使われ始め、上の絵と平行して使われていた。「その38」以降での使用が確認されていない。

 

14.正面ポロン


こちらも細かい違いではあるが二種類存在する。

1つ目

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こっちみんな。紙芝居シリーズから使用され始めた。

2つ目

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鼻が塗られていないタイプ。
上の絵の登場からしばらく経ってから使われ始め、4回程度使用されたが、「その40」以降での使用が確認されていない。

 

 個別のバンク解説は以上となります。

 

 

まとめ

バンクの使用傾向から、私の推測した制作順にバンク表を並び替えてみた。

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「その50」と「その1」を境にして、バンクの使用傾向に大きな差があることが読み取れる。この要因はスタッフ交代なのか、予算減少なのか、果たして?

 

さて、よく表を見た方はお気づきになったかもしれないが、唯一、「その19」ではバンクが一切使用されていない。作風が大きく変わる節目の回だが、これは何を意味しているのだろう。私には分かりません。